東証・大証現物株式市場を統合2013-07-05

 日本取引所グループ(JPX)は、東京証券取引所の現物株式市場と大阪証券取引所の現物株式市場を7月16日に統合します。
 市場統合に伴い、原則として大証1部・2部・JASDAQの上場銘柄はそれぞれ東証1部・2部・JASDAQの市場に移ります。これにより東証は上場企業数が3400社余りになります。
 日本取引所グループは、さらに2014年3月には東京証券取引所のデリバティブ取引を大阪証券取引所のデリバティブ取引に市場統合することを決定しています。 今度の市場統合では、清算機能も日本証券クリアリング機構(JSCC)も統合されることになっており、証拠金や取引システムが一本化されることから、取引参加者の費用負担軽減と資金効率の向上にもなり取引高が増加することも期待されます。
 さて、残された課題は総合取引所の議論ですが、依然として商品先物取引の東京商品取引所の市場統合については具体的な進展はなさそうです。また、外国為替証拠金取引についても大阪証券取引所と日本金融取引所に上場されていますがこの市場統合も難しそうです。
 「アベノミクス」効果で経済活動に活気が見え出したところで金融取引関連も現状の体制から抜け出してダイナミックな改革を大いに期待したいものです。
 ところで、4月の価格急落後しばらく軟調に推移していた金の相場が、6月中旬から月末にかけて急激に下落したことで商い整理が出来て一段落したようにも見えます。ところがその間もニューヨーク市場の原油相場は金に追随せずに価格を維持しました。ニューヨーク市場は原油取引の売買高や取組数量も徐々に増えており貴金属と主役交代している感じです。
 最近のエジプト国内の混乱もあり、もしかして2008年の最高値更新をねらっているとか?

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