日経平均株価急落!きっかけはHFT?2013-05-24

5月の連休明け以降も高値更新を続けていた日経平均株価が、突然、23日に16,000円を目前にしながら、午後から前日比1,100円以上急落して引けました。これは13年ぶりの下げ幅で史上10番目の下落率とか。急落のきっかけは、HSBC銀行が発表した5月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)の悪化と国内の長期金利が一時1パーセントを超えたことで、商品投資顧問や海外のヘッジファンドから株価指数先物取引や株価指数先物オプション取引に売り注文が続いたなど複合要因のようです。
それにしても下落幅が大き過ぎます。元々、上昇トレンドが長すぎて、いつ調整安があってもおかしくないと警戒していた最中だけに、一斉に総弱気になったことが想定以上の下落につながったのでしょう。
きっかけの一つとして挙げられた中には、「HFT(超高頻度取引)」からの自動売買取引もありました。この「HFT(Hight frequency trading)」は1秒間に数千回の売買を実行することができ、株式以外の金融デリバティブ取引でも主要な取引手段となっています。
ミリ秒単位で売買しながら割高なものを売り、割安なものを買う「鞘取り(アービトラージ)」という取引が多いそうです。一般的に、当日中に反対売買で決済するようですが、ミリ秒単位での自動売買では相場のトレンドフォロー型取引をすると、一方方向に傾いた昨日のような日は売りが売りを呼ぶ流れに拍車がかかる状況になりやすくなります。
ところでこの「HFT」については海外市場でも規制すべきという議論が続けられているようです。この「HFT」、コロケーション先の全てのデータが通過するGWスイッチにプログラムを持たせて、市場のデータが通知される前に注文を執行してしまう。昨日のような重要な経済指標の発表にもいち早く対応できる訳です。これではその他の人は通知された情報を元に注文しても不利になってしまいます。
日本の金融デリバティブ取引市場がHFT取引に対応できるようになったのは、比較的最近だったと記憶していますが、もし上記の内容が事実であれば改善されるべきでしょう。

「初押しは買い、初戻しは売り」、「材料は後から姿を現す」、「情報信ずるべし、信ずるべからず」、「山高ければ谷深し」、「もうはまだなり、まだはもうなり」、「相場は人気七分に材料三分」「行き過ぎもまた相場」等々
相場の格言には色々あります、「言う易く、行うは難し」さて今回はどれが当てはまるのやら??

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